バナナでもわかる話

開設当初は計量経済学・統計学が専門の大学院生でした。今はデータを扱うお仕事をしています。統計学・経済学・投資理論・マーケティング等々に関する勉強・解説ブログ。ときどき趣味も。極力数式は使わずイメージで説明出来るよう心掛けていますが、時々暴走します。

企業でのデータ解析は、「動くコードが書ける」だけではダメみたい

こんにちは!
最近ブログの更新が滞ってしまっていて申し訳ないです。

前にもお伝えしていた通り、某社で1か月ほどデータサイエンティストとしてインターンをさせていただいています。

今回は、そこで勤めてみて、初めて知ったことを雑記していこうと思います。


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界隈、機械学習屋さんが多い

まず、これについては就活をする中でも感じていましたが、データサイエンティスト界隈、機械学習屋さんが多いですね....

私は統計屋さんとして、インターンに参加したのですが、インターン生もほとんど機械学習屋、社内もほとんどが機械学習屋さんで、思っていたよりずっと比率が高い印象でした。

個人的には、言うて6:4くらいだろうと思っていたのですが、そんなもんじゃなさそうです。

まあ機械学習便利ですもんね。


引継ぎを意識して分析を整理しておく必要がある

これも、実際にお仕事をしてみて初めて知ったことなのですが、(というかまあ考えてみればそらそうだって感じですが)

”分析して、プレゼンして、面白い結果が出たので、実装しましょう終わり”

ではないんですね。その後、本人が居なくとも別の実装に活かせるように、引継ぎ資料を整理しておく必要があるようで、

今回のインターンで初めてmarkdownを書きました!一通りの分析を、書いてあるコードを実行することで試せるように、引継ぎ者に伝わるようにするためには資料作成の力もないといけないらしい。もう少しmarkdown資料、綺麗に作れるようになりたいなあ。


SQLも書ければ良いというわけでもない

SQL弄ってもらうから勉強してきてね~と事前に言われていたので、SQLもそれっぽく勉強していったのですが、

「うちの社内では、〇〇で規約を統一してるから、〇〇で動くコードをお願いね~」

とのこと。これも引継ぎのためでもあるのですが、やはりプロダクトにしやすくするために書き方も統一してるみたいで、その辺、自分勝手にコードを書いて、動けば良いじゃダメなんだ~!ってのも学びでした。プログラミング弱者の僕にとっては中々つらい事実ですが笑


分析関連の話や、データに関する話は多分言っちゃダメなのでその辺は控えておきますが、とにかく色々学びが多いです!
何かあまり書く時間もないので、雑な感じになっちゃいましたが、とりあえずこんな感じで!

また4月からはバリバリ書いてくんでよろしくお願いします~

そういえば、全然関係ないけど約束のネバーランド面白いですね!インターン終わりの本屋で手に取り、そこから一気に読んでしまいました!


最新刊

1巻

【スマホゲーム】HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャーを始めてみた

hhgaapp.bn-ent.net

ハンターハンターファンなら誰もが知ってるグリードアイランドがスマホゲームになったとのことで、始めてみました!
ちなみにハンターハンターとはこの漫画。

ハンター育成用にリニューアルしたグリードアイランドでゴンやキルアと共に冒険をしようというコンセプトです!
なんと、スマホゲームにありがちな「ハート」の概念が無いので、事実上いつまででも遊べるという大盤振る舞いっぷり!

そんなにガチってるわけではないけど、こんな感じでチームを組めます。キャラゲーとしても楽しめて良いですね。
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現状は、主要キャラ(ゴン・キルア・クラピカ・レオリオ)と、旅団メンバーと、その他人気キャラと、話の都合上出てくるマイナーキャラが実装されており、ちょっと進めれば結構色々なキャラを扱えます。

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ちなみに、ハンターハンターの漫画を読んでいない人でも、ストーリーをザックリ終えるようにストーリークエストがあったり、オリジナルストーリークエストもあったりと色々充実していていい感じです。

これから色々イベントとか行けるところとか増えていくのが楽しみですね~。

ジャンプの新連載に、ワクワクすっぞ!

突然ですが、私はここ数年間、毎週欠かさずジャンプを買っています。

 

昔から漫画は好きだったので(時々マイナー漫画を紹介しています)、

毎週270円で15作以上の漫画を読むことができるのはとても良いです。

そしてジャンプでは定期的に、掲載作品の入れ替えが行われます。

それに伴い最近、新連載が続々とスタートしています!

今回の新連載は、個人的に続いて欲しいと思えるような作品が多めだと感じています。 

そんな新連載をはじめとした、毎週私が欠かさず読んでいる作品についてアレコレ紹介していきたいと思います笑。

 

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まず、新連載からいきますと・・・

先々週から連載開始の『チェンソーマン』が、なかなか良い。

何よりも絵がすごくうまいです。特に人ですね。

背景はシンプルなので、そのぶん人の表情や動きが際立ちます。

人物描くの本当に上手い(何回言うんだ)!

リアル寄りな絵で、ストーリー展開にも落ち着いた雰囲気があり青年誌っぽくもあります。

主人公がいい意味でガツガツしてなくて読みやすいです。

でも、バトルシーンでの主人公のキャラデザがすごいギャグっぽくて

これがまた独特で笑えます。

1話は微妙だったけど2話目以降は好きって言う珍しい漫画かなと思います(あくまで個人の意見ですよ!)

見守っていきたいと思います。

 

次の新連載として『ne0;lation』

これは好みが分かれそうだと感じました。

プログラミング能力を駆使して敵を物理的に倒すような作品って今までありましたっけ笑?

とりあえず私にはある意味新鮮でしたが、正直まだキャラクターを好きになれてはおらず、ちょっとトンデモな感じでついていけてません(まだ2話までしか公開されてませんしね)。

小学生の頃に読んでいたら、「主人公がスゲー頭良くてスゲー強くて敵をコテンパンにしててスゲー!」ってなってた気もするので、年代によるのかも?

まあ、トンデモ系はテニプリくらいの”もはやギャグ”な感じで展開されるならむしろ好きなので、期待して読んでいこうと思います。

 

最後に、今週の新連載『獄丁ヒグマ』

これに関してはまだ1話しか読んでいないので、おいそれとは書けませんが

印象としてはすごく良いです。王道で上手いと感じました。

設定が面白いので、どれくらい設定が作り込まれているのか気になります。

でも、ここ数年ジャンプを読んでて思ったんですけど、

王道系の新連載って何かしら尖ったクセを持ってないと低迷するイメージがあります。

やはり漫画が飽和した時代に、王道漫画って茨の道ですよね〜。

個人的には王道な漫画で面白いのが結局は最強だと思っているので

『獄丁ヒグマ』には是非是非続いて欲しい!

 

そして、ここからはサクッと最近好きな作品を紹介します。

 

まず、個人的な推しとしては『アクタージュ』です。

少年誌なのに、主人公が女の子で、しかもテーマは演劇、というなかなかの異彩。

最初はかの有名な『ガラスの仮面』の下位互換(失礼すぎ)かと

思っていたのですが、これがもう読めば読むほど面白い!

キャラクターそれぞれの感情が丁寧に描かれており、

ちゃんと少年漫画の醍醐味的な部分もあって、絵も上手いし最強です。

異彩なだけに、先が読めないため毎週「おお〜」と感心しまくりです。

演劇がテーマだからアニメ化するとかになったら声優陣も本気でしょうし

成功すれば爆発する気がします。いや〜期待期待!

 

そして『Dr.STONE』も好きです。

ひたすらワクワクする!ワクワクします!

これを小・中学生で読んでたら、化学とかもっと好きになれてたかもしれない・・笑

これに関しては、ゲーム化希望です。素材集めて物資作って・・楽しそう!!

 

あと『ジモトがジャパン』も大好きです。

ギャグ漫画枠は『こち亀』が終わってから、なかなか安定しませんでしたが

これは続きそうで嬉しいです。前の『トマトイプーのリコピン』も素晴らしく好きでしたが、作者の方の都合となれば仕方ないですね。あの面白さは大人向けだった気もします。

『ジモトがジャパン』は『ピューと吹くジャガー』を彷彿とさせるようなギャグ展開で個人的には超ヒット!バカバカしいギャグをやりつつも、昔のジャンプ作品のオマージュなんかもあったりして、ターゲット層をググッと広げている気がします。

 

ここからはさらにサクッといきます。

『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』は本当に良い。

『ONE PIECE』は、ワノ国編に入ってから尾田先生の勢いがすごい気がします笑。

尾田先生の頭の中ではもう、ワノ国編のアニメ放送しちゃってるんじゃないか

と思うくらいにリズミカルで、見せ方が漫画の域を超えてます笑。

『僕のヒーローアカデミア』は、作者の才能をビシバシ感じます。

いっぱいキャラ出てる漫画で、こんなにキャラを使い捨てにすることなく、描き切るの天才じゃないですか???

基本的にキャラ多いとついていけなかったり見失ったりするんですけど、ヒロアカはどんどんキャラが好きになるし、それに伴ってキャラ同士のやりとりにも深みが出ていて。もちろんそれ以外でも、社会や世論、敵の行動なんかの描き方も上手すぎて、ちょっと作者が賢すぎてびっくりします。

 

他にも、『ぼくたちは勉強ができない』(文乃ちゃん激推し)、『約束のネバーランド』(もう誰も死んでほしくない)、『呪術廻戦』(ハンターハンター感あるけど、説明があんまりないので最近の展開についていけてない笑)、『食戟のソーマ』(ひたすら美味そう)、『思春期ルネサンス!ダビデ君』(最近は割と好き、お色気路線に振りすぎないで欲しい)、『HUNTER×HUNTER』(早く再開して欲しい)などなど!いっぱい読んでます!!

 

今更ですが、良い大人が少年ジャンプ読んでるなってカッコ悪いとか思われるんでしょうか?

漫画が低俗な文化だと思われる傾向って、未だにあるんですかね?

表現方法の一つでしかないのに!と、思います!

でも確かに雑誌は邪魔なので、早くタブレット買って電子書籍に移行したいです笑。

 

「兄ふんじゃった!」という漫画があってですね

個人的にお気に入りなのに、まったく有名じゃないマイナー漫画を紹介するシリーズです。
過去記事はこちら
漫画 カテゴリーの記事一覧 - バナナでもわかる話


今回は「兄ふんじゃった!」ですね。

シュールギャグ漫画です。設定は、超過保護な兄がひたすら弟に過保護をするというもの。
とにかくギャグがシュールで、ギャグ漫画にしては珍しい""当たり回""の多い作品です。絵が下手なのはご愛敬ですね。


ググったら兄ふんじゃったに関する5chスレがありましたが、どうやら知名度はほぼないみたいです。
この漫画知ってるやつおる? [無断転載禁止]©2ch.net



ちなみに個人的に私が好きなキャラはこのヤンキー君
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一応ちょっとずつキャラが増えてくので、一話完結のようで一話完結じゃないんですが、正直途中から読んでも割と問題ないです。
でもおすすめは1巻2巻3巻あたりですね。あの辺のギャグのキレは本当にすごい!
というか本当にヤンキーが面白い。

最早ヤンキーのおかげで成り立っているといっても過言ではない(?)



まあなんにせよとにかく面白いので、暇な方は是非!

最早哲学書、芸術的な不遇の傑作マイナー漫画「トラウマイスタ」

個人的に好きだから、もっともっと広まってほしいマイナー漫画をまたもや紹介させていただきます。

ちなみに前回、前々回の記事はこちらです。
「いでじゅう」っていう漫画が好きだった - バナナでもわかる話
「チャゲチャ」というジャンプ史上伝説の漫画 - バナナでもわかる話




今回は「トラウマイスタ」という作品を紹介します。
これは、個人的にはもっともっと広まってほしい。考えさせられる作品だなあと思っています。


この漫画は、私が中学生だった頃に読んで衝撃を受けた本で、何度も読み返したのですが、不遇の打ち切りを遂げてしまった作品です。

少年サンデー読者よりも、もう少し大人の方が対象のような気がします。
打ち切りではありますが、話の展開として打ち切り感はありません。しっかり短めの作品として話がまとまっています。



概要

※(ネタバレはしません。是非作品をご覧ください。)

生涯心に刻まれ続けるトラウマ。皆さんは持っていたりしますか?

なんかこうふとした時に思い出して、嫌な気分になる。
人よりも過剰にその物事を避けてしまう。

人は過去のつらい経験や苦しい経験に対して防衛行動を取るべく、その原因となった物事をトラウマとして深く心に刻み込みます。


トラウマは事前に恐ろしいことを避けるセンサーと化しますが、その一方で行き過ぎたトラウマは、自身の成長を妨げ、自らの能力の幅を縮めることに繋がります。



もし、本当に能力を高め、成長していきたいのであれば

自身のトラウマは飼い慣らす必要がある


この作品は、名前の通り「トラウマ」について描いており、


具現化された自己のトラウマを掌握し、そのトラウマを飼い慣らすことで力を得、そのトラウマとひたすら向き合っていく

つまり、「乗り越え」、「成長し」、「自己と向き合う」、そんなプロセスを少年漫画風にバトル物に仕立て上げています。


ちなみに全5巻。





あまり書くとネタバレになるから書けませんが、随所随所で哲学的な思想がもりこまれていて、本当に哲学書と合わせて読むと勉強になるとさえ思います。インド哲学の梵我一如的な考え方と、ヨーロッパの自己に対する考え方が入り混じった独特な漫画です。



下の本と合わせて読むと、更に楽しめます。



ちょっと、前回前々回よりも気合入れて語りすぎてしまいましたが、とにかくこの作品はすごいんです。
タイミングと出版社さえ合えば、傑作になっていたに違いありません。



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ちなみに作者の中山 敦支さんは、この作品の後、


ヤングジャンプにて「ねじまきカギュー」という作品でブレイクしています。
この作品は現在Amazonにて、期間限定無料で読めるみたいなので、是非読んでみると良いかもしれません。こちらも紹介はしませんが、オススメです。
※キャンペーン終わっちゃったみたいです。



「チャゲチャ」というジャンプ史上伝説の漫画

 個人的に印象に残っているにもかかわらず、世間的にはマイナーな漫画を紹介するコーナー第二弾です。

 

ちなみに前回は「いでじゅう」でした。

bananarian.hatenablog.com

 

 

チャゲチャ」という漫画を皆さんはご存知でしょうか。

これなんですけど

 

ボボボーボ・ボーボボで有名な澤井先生の作品です。

いやこれ、何が伝説かというと、長期連載予定の作品だったにもかかわらず、歴代最速で打ち切りになった作品でして、

 

上の広告も見ても分かる通り、1巻分しかないんですね笑

 

いやあ、別に個人的には面白いなあ(というか、色々な意味でノリに慣れてきた)と思っていたタイミングでの打ち切りだったので、そこそこショックで、単行本も買ってしまったわけです。

 

 

というか皆さん「ボボボーボ・ボーボボ」はご存知ですか?

 

 

チャゲチャは実はこの「ボボボーボ・ボーボボ」が完結した後に、澤井先生期待の次作として出された作品で、結構ノリがボボボーボ・ボーボボ」感全開なわけです。

 

 

ボーボボをご存知の方ならわかると思いますが、

 

このノリ、かなり人を選ぶというか、合う人にとってはメチャメチャ面白いんですけど、合わない人からは尽く冷ややかな目で見られてしまうっていうリスキーギャグなんですね。

 

それを次作にて更に突き詰めた結果、全く読者から受け入れられない作品と化してしまい、アンケート結果が期待から一転、急落し、打ち切りになってしまった。

 

それがチャゲチャ」という作品です。

 

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ちなみに、澤井先生ですが、このチャゲチャで痛い目を見たせいか、以降の作品では画風を完全に切り替えてしまい、ノリも完全に方向転換してしまいました.....

 

ボーボボチャゲチャの画と比べてみると、ずいぶん様子が様変わりしていますね。

かなり可愛い系にシフトしています。

「いでじゅう」っていう漫画が好きだった

僕が小学校か中学校か、それくらいの頃のサンデーで「いでじゅう」っていう漫画がやっていたんですけど、

あまりメジャーにならずじまいで完結してしまったんですよね。

あ、多分打ち切りではないと思います。しっかり、完結しました。


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ちなみにこれなんですけど↓



全13巻まで出ていて、結構続いて、内容自体もすごく良かったんですよね。


恋愛&青春&スポーツ物の漫画で、ギャグも結構秀逸。
私は柔道の知識はからっきしなんですけど、ガチガチスポーツ物ではないので(というか青春が主?)、楽しく読めて好きでした。




個人的にこの漫画のすごい点は、
「恋愛」「スポーツ」「ギャグ」「青春」「友情」「キャラ」
そのへんのジャンルを全てカバーしているにもかかわらず、内容はまとまりをもっていて、全体としての繋がりがしっかりしているという点ですかね。


かなり良作だと思うんですけど、アニメ化しなかったのはちょっと下ネタキャラの扱いが難しかったからでしょうか(苦笑)


知り合いにたまに「いでじゅう」って知ってる?と聞いてみても、まあ今のところ、知っている人に会ったことはありません。



知名度が無いのはちょっと悲しいんですけど、僕としては今まで読んだ漫画の中で一番好きなので、今でも応援しています。
モリタイシさん。


あ、この「いでじゅう」の作者モリタイシさんっていうんですよね。

ちなみに「いでじゅう」の後に書いていた「RANGEMAN」と「まねこい」も、中学生の頃だったかに「いでじゅう」にハマった結果購入して読んでみたんですけど、こっちは個人的にはあまり好きになれませんでした笑