pythonには、リストというデータ構造が存在します。
今回は、リストの基本的な処理についてまとめていきます。
目次
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リスト
まず、適当にリストを作ります。
ListSample0 = ["X","Y","Z"]
このように大括弧を使うと、リストが出力されます。一応ちゃんとリストになっているか確認
In : type(ListSample0) Out : list
ちなみに、リストの要素は異なったものを入れることもできますし、リストの中にリストを入れることもできます。
リストの参照と取り出し
リストの中の値を取り出すときは、インデックスを指定してやります(0始まりです)。
In : ListSample0[0] Out : 'X'
ちなみに、スライスした場合は、リストのままで出てきます。
In : ListSample0[0:1] Out : ['X'] In : ListSample0[0:3] Out : ['X', 'Y', 'Z']
代入するときも、インデックスを指定するだけでいけます。
以下は「<-」で代入していますが、python2の場合「=」を使わないとエラーが出るので注意。
In : LS0 <- ListSample0 LS0[1] <- "YYY" print(LS0) Out : ['X', 'YYY', 'Z']
リストを扱うメソッド
リストの要素の追加
リストは要素を変更したり、削除したり、追加したりすることができます。
追加を行う場合、インデックスを使うとエラーが出ます。
この場合はappendメソッドを使いましょう。
In : LS0.append("A") print(LS0) Out : ['X', 'YYY', 'Z', 'A']
インデックスを指定して、挿入したい場合はinsertメソッドを利用します。
In : print(ListSample) Out : ['X', 'Y', 'Z'] In : ListSample.insert(1,"YYY") print(ListSample) Out : ['X', 'YYY', 'Y', 'Z']
リスト同士の結合
リストが2つあるような場合を考えます。
In : LS2 <- [1,2,3] print(LS0,LS2) Out : ['X', 'YYY', 'Z', 'A'] [1, 2, 3]
この2つをくっつけて一つのリストにしたい場合、extendメソッドを利用します。
In : LS2.extend(LS0) print(LS2) Out : [1, 2, 3, 'X', 'YYY', 'Z', 'A']
ちなみに、+=でもいけます。
In : LS2+=LS2 print(LS2) Out : [1, 2, 3, 'X', 'YYY', 'Z', 'A', 1, 2, 3, 'X', 'YYY', 'Z', 'A']
要素の削除
削除したい場合は、del またはremoveを利用します。
delでは、インデックスを指定して次のように利用します。
In : print(LS0) Out : ['X', 'YYY', 'Z', 'A'] In : del LS0[2] print(LS0) Out : ['X', 'YYY', 'A']
removeでは、値を直接入力します。
In : LS0.remove("YYY") print(LS0) Out : ['X', 'A']
ちなみに、取り出して削除することもできます。
In : x=LS0.pop(0) print(LS0) Out : ['A'] In : print(x) Out : 'X'
並び替える
昇順に並び替えることもできます。
In : LS3 = [3,2,5,5,4] print(LS3.sort()) Out : [2, 3, 4, 5, 5]