バナナでもわかる話

計量経済学・統計学が専門の大学院生です。統計学・経済学・投資理論・マーケティング等々に関する勉強・解説ブログ。ときどき趣味も。極力数式は使わずイメージで説明出来るよう心掛けていますが、時々暴走します。

【初心者向け】ファンダメンタル分析を使って儲かるポイントを発見する

久々に株式投資関連の記事です。前回、前々回はアノマリー現象について考えたうえで、このアノマリー現象をうまく見つけることが株取引の儲けに繋がるという話をしました。
bananarian.hatenablog.com


今回はアノマリー現象をどうやって見つけるのか、その方法についてお話ししたいと思います。


株価の本源的価値

まず、本源的価値という用語についてお話します。簡単に言ってしまうとある企業の真の株価を本源的価値と呼びます。

と言ってもよく分からないと思うので、もう少し説明すると

例えばI社の株価が、偶然日本中の投資家が同じタイミングで購入しようとし、その価値が一時的に急上昇したとします。このような突発的な株価の増加は株価本来の価値を反映したものではなく、偶然起こったものなので、ある時を境に本来の価値に戻っていくはずです。


この、株価の本来の価値を本源的価値と呼びます。

経済学の効率的市場仮説に基づくのならば、市場は必要な情報を瞬時に反映するため、常に株価は本源的価値を表していることになりますね。

しかし、この効率的市場仮説が成り立たないという現象がアノマリー現象でした。

そして、アノマリー現象を利用して、従来の本源的価値よりも低い評価を受けている株を購入しておけば、色々な誤差を乗り越えた後に、本源的価値に戻ってくるので、利ザヤで儲けることが出来るというわけです。


ファンダメンタル分析

しかし、本源的価値を見極めればいいことはわかったけど、その本源的価値が分からないから皆困っているんじゃないか!!
ということになりますよね。


こうして企業の本源的価値を評価してやろうという分析がファンダメンタル分析と呼ばれます。


ファンダメンタル分析は企業や株式の価値評価をするモデルを構築するところから始まりますが、大きく分けて次のような種類に分けられます。


・絶対価値評価モデル
・相対価値評価モデル


絶対価値評価モデルや相対価値評価モデルの具体例はまた後日投資分析カテゴリーの記事にあげますので、今はとりあえず

ファンダメンタル分析によって企業や株価の本源的価値を評価して、アノマリー現象を見つけてやろう

ということだけおさえておいてください。


具体的な分析方法はまた次の記事で~